北の大地からのおたより

シリーズ【栄養士が斬る!開拓舎メニュー】第2回目は「カレーの麺と言えばうどん」がメジャーなんじゃないの?という疑問をよそに、実は隠れファンが多い「カレーそば」をピックアップ!
では佐藤さん、よろしくお願いいたします。

エプロン付きカレーそば

佐藤さん:
栄養の話に入る前に、開拓舎でカレーそばをオーダーすると、使い捨てのエプロンが付いてくるんですよね。この心遣いに感動しました。
これなら白いワイシャツやブラウスを着ていても安心してカレーそばを食べることができますね。

開拓舎:
ありがとうございます。カレーそばの宿命「ハネ」「シミ」を気にせず味わっていただけたらと思います。

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カレーそば:790円

栄養構成は肉盛りつけ麺と同じ

佐藤さん:
では本題に。カレーそばの主な食材は「豚肉と長ネギ」です。栄養構成としては前回の「肉盛りつけ麺」と共通ですね。

開拓舎:
ええと、豚肉に含まれる「ビタミンB1」は糖をエネルギーに変換させ、長ネギに含まれる「硫化アリル」が水溶性であるビタミンB1を安定化させ、働きを向上させる役割を持つと言うお話でしたね。

佐藤さん:
そうです、豚肉と長ネギという組み合わせは「神」なんです。

カレーの香辛料で頭も身体もパワー全開に!

開拓舎:
さて今回の「カレーそば」にはどんな特徴があるのでしょうか。

佐藤さん:
最大の特徴は、カレーに含まれるたくさんの香辛料(スパイス)
特にターメリック(うこん)、クミン、カルダモン、シナモン、クローブ、コリアンダー(パクチー)などが代表的です。これらは整腸・健胃・殺菌・消臭・鎮痛・抗酸化・抗炎症・食欲増進・代謝促進・免疫力向上・滋養強壮などの作用があるとされ、古くから漢方薬として用いられています。
カレーの本場インドでは、体調に合わせて香辛料の調配合を変えたカレーを作り、食べることで健康を維持しているといいます。
また美容や頭脳の冴えにも関係するともいわれています。インド人の数字の計算の速さは有名ですね。

一言で表すと、「カレーの香辛料で頭も身体もパワー全開!」といったところでしょうか。

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開拓舎:
ではカレーそばの残念ポイントはありますか?

佐藤さん:
好みかもしれませんが、開拓舎のカレーそばはちょっとマイルドなので、炒って香ばしさを出したカレー粉をプラスするなどして、もっと味に個性を出してもよいかな、と思いました。
また一味唐辛子をかけると、辛みだけでなくおいしさも増すのでお試しくださいね。

オールシーズンOKのカレーそば

開拓舎:
最後に、開拓舎のカレーそばの特徴を一言でお願いします。

佐藤さん:
開拓舎さんのカレーそばは、濃度は低め、割とさらりとしている印象です。濃度が高いといつまでも熱々で、それはそれでおいしいのですが、濃度が低いと急いで済ませたい昼食時にも食べられるというメリットがありますね。
またカレーそばは冬の食べ物という印象ですが、開拓舎さんのは季節を問わず食べられると思います。

開拓舎:
ありがとうございました!
一日一食、蕎麦で元気に!

あっ、開拓舎にはカレーそばに90円プラスで豚カツがつく、「カツカレーそば」というお得でボリューミーなメニューもあります!

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今日は残業決定!なんてときの最大級のパワフルランチに最適です。
どうぞよろしくお願いいたします。

隠れファン多数の「カツカレーそば」は880円!!
一度はお試しくださいね♫

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新シリーズ【栄養士が斬る!開拓舎メニュー】は、栄養士で北海道フードマイスターの佐藤さんに、開拓舎のメニューを栄養学的な観点から斬っていただこう!という企画です。
「一日一食、蕎麦で元気に」を掲げる開拓舎ですが、本当のところはどうなのか?が明かされるという、結構チャレンジングな企画でもあります(笑)。

ドキドキの第1回目は、固定ファン多し!ちょっとピリ辛のつけだれが特徴の「肉盛りつけ麺」です。では佐藤さん、よろしくお願いいたします!

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蕎麦自体が完全食である

開拓舎:
本日はよろしくお願いいたします。
実は、どんな厳しいことを言われるかとちょっとビクビクしています。

佐藤さん:
そんなに怯えないでください、怖くないですよ~(笑)。
まず最初に、ランチに「開拓舎の蕎麦を食べる」ことを選んだ人は、それだけで栄養的に一歩前進といえるんです。

「蕎麦自体が完全食」と言われているのをご存知ですか?
蕎麦は白米などに比べてビタミンやミネラルが豊富なためなんですが、実はこれらの栄養素はソバの実の外層部分に多く含まれています。
開拓舎の蕎麦のように、真っ白ではなく色のついた蕎麦(開拓舎は甘皮ごと挽いた、抜き実の挽ぐるみを使用しています)を選ぶというのは、栄養的にプラス要素なんです。
分かりやすく言うと、例え盛り蕎麦のみでも、おかずと主食を同時に食べているような感じですね。

豚肉と長ネギ・にんにくは"神"の組み合わせ

開拓舎:
そうなんですね!蕎麦自体が完全食...。最初からとっても嬉しい言葉が聞けました。
ではいよいよ本題です。
「肉盛りつけ麺」は、どんな特徴があるメニューなのでしょうか?

佐藤さん:
これはですね、豚肉、長ネギ、にんにくという組み合わせがまさに"神"。
豚肉には糖をエネルギーに変換させる働きがある「ビタミンB1」が多く含まれています。ところがビタミンB1は水溶性なので調理によって失われやすく、また体内にとどめておくことができないという特性があります。

そこで長ネギ、にんにくの登場です(にんにくはつけだれの中に入っています)。
ネギやにんにく特有の辛味や香りの正体は「硫化アリル」という成分で、ビタミンB1の安定化と働きを向上させるという効果があるのです。ですから豚肉と長ネギやにんにくを同時に食べるというのは、非常に理にかなっているんです。

更に、開拓舎の肉盛りつけ麺の特徴であるピリ辛のつけだれには、唐辛子が入っています。唐辛子に含まれる「カプサイシン」には、代謝アップや脂肪燃焼効果があることはよく知られていますね。これからの季節、体をあたため、冷え対策にも有効です。ちなみにつけだれには生姜も入っており、こちらも体を温める働きをします。

豚肉、長ネギ、にんにく、生姜、唐辛子、そして蕎麦。一食で全て摂ることができる肉盛りつけ麺は、この時期にぴったりなメニューだと言えます。

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開拓舎:
肉盛りつけ麺には「大根おろし」または「生卵」が付くのですが、どちらがいいとかありますか?

佐藤さん:
大根おろしには消化を助ける働きのある「アミラーゼ」「リパーゼ」などの消化酵素や「ビタミンC」が含まれます。せっかくなら大根おろしの汁まで飲んでほしいですね。
卵には体内で合成できない「必須アミノ酸」が豊富に含まれています。特に豚肉と卵で複数の動物性たんぱく質を摂ることができ、バランスに優れています。

肉盛りつけ麺、ここが惜しい!

開拓舎:
では肉盛りつけ麺は文句なし!ということでしょうか?

佐藤さん:
うーん、実は「ここが惜しい!」と思うポイントがあるんです。

開拓舎:
そ、それはなんでしょう(ドキドキ)?

佐藤さん:
長ネギが薬味皿の中にしか入っていないことですね。
ネギは「冬野菜」と呼ばれ、体を温め、抗菌・抗ウイルス作用があるとされています。古来から風邪の予防・治療にも使われてきました。薬味だけでなくつけだれにも入れ、ぶつ切りにして量を取るとさらによし!
また、
長ネギの青い部分には粘膜を強化する働きのある「βカロテン」が含まれているので風邪予防に効果があります。
つけだれの中にネギの白い部分、薬味に刻みたての青い部分、しかも量たっぷりで!とすると完璧ですね!

そうそう、長ネギについて。辛味や刺激臭を抑えるために切った後水にさらすお店もありますが、水溶性であるビタミンCや硫化アリルが水に溶けだしてしまうので栄養的には「もったいない」んですよね。
この点、開拓舎は辛味の少ない軟白ねぎを使用しているために水にさらさず、刻みたてを提供しているとのこと。これはとてもよいと思います。

名前に似合わずバランスがいい

開拓舎:
最後に、栄養士目線でのワンポイント情報などを教えてください。

佐藤さん:
肉盛りつけ麺は、名前からして「肉ガッツリ」なイメージですが、非常にバランスの取れたメニューと言えます。
「太りそう」などと思って避けていた女性にこそ食べていただきたいですね。
もちろん、午後の仕事や師走を元気に乗り切りたいと思っている皆さんにもおススメです。

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開拓舎:
ありがとうございました!
一日一食、蕎麦で元気に!

 

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